活動報告
2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。
また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。
藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。
皆さまのご来院を心よりお待ちしております。
第52回春季日本歯周病学会学術大会に参加してきました
2010年5月14日~15日に、岩手県盛岡市で開催された第35回春季日本歯周病学会学術大会に参加してきました。歯周治療に対する代表的な治療方法には、プラークコントロールやスケーリング、ルートプレーニングといった初期治療があり、歯周病が進行して、歯を支える骨が吸収した部位には、歯周組織再生療法、歯周組織誘導法やエナメルマトリックスタンパクを併用した歯周形成外科が適応されます。その中でも、骨髄由来未分化間葉系幹細胞を用いた再生療法は、今後の歯周組織再生療法におけるパラダイムシフトになりうると、個人的には考えています。また従来であれば、この骨髄は、大腿骨から採取するというのが一般的で、体に対する侵襲は大きく、リスクを伴う可能性もありました。しかし新たな幹細胞源として、乳歯や永久歯の歯髄幹細胞から骨髄由来未分化間葉系幹細胞を採取し、これを培養、その培養した幹細胞を歯周組織再生療法に応用するという展望について講演を聞くことができた。これらの先進医療は、臨床試験の段階にさしかかっており、いち早く藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでもこれら先進医療を取り入れ、歯周疾患の新たな展望に貢献していきたいと考えています。