活動報告
2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。
また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。
藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。
皆さまのご来院を心よりお待ちしております。
静岡県口腔インプラント研究会・第29回臨床講演会に参加してきました
2010年11月23日に、静岡県で開催された静岡県口腔インプラント研究会・第29回臨床講演会に参加、講演してきました。静岡口腔インプラント研究会への参加、講演発表は4年ぶりくらいのことで、それまでは欠かすことなく参加してきた研究会であるが、今回は、Root Submergence Techniqueという上顎前歯部の多数歯にわたる欠損部インプラント治療について、非常に興味深い講演を聞くことができた。前歯の単独欠損に対するインプラント治療と比較して、多数歯欠損に対する治療は未だ不確定要素の多い治療であり、最終的な歯に自然感を与えることが困難なことがある。しかしこの手術方法を応用することで、今まで困難とされてきた歯槽堤の形態や歯間乳頭を良好に保存することが可能となり、より審美的な歯を提供できるようになると思われる。どの治療・手術方法も同じであるが、的確な診査診断の上で、適応すべき症例かどうかを見極めて、皆さまに最善と思われる手術方法を選択していきたいと思います。また一方で、自身の講演は「インプラント治療におけるペリオドンタルマイクロサージェリー」について発表する機会を頂いた。インプラント治療した部位の軟組織(歯茎)に問題が起きそうな場合には、天然歯における歯周形成外科手術(マイクロスコープを使った歯周外科手術)を改良して応用することで、インプラント治療の予知性を高めることができるという内容の発表である。今現在のインプラント治療には、単にインプラント手術ができるということではなく、歯周病治療や審美治療はもちろん、顕微鏡歯科治療、咬合治療などのさまざまな技術と知識が要求される。それぞれの分野の知識と技術の向上に努めてインプラント治療に取り組んでいきたいと考えております。