活動報告

藤沢歯科 > 活動報告 > 第19回口腔インプラント専門医臨床技術向上講習会

2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。

また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。

藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。

皆さまのご来院を心よりお待ちしております。

第19回口腔インプラント専門医臨床技術向上講習会に参加してきました。

第19回口腔インプラント専門医臨床技術向上講習会2014年8月10日に、北海道・札幌で開催された第19回口腔インプラント専門医臨床技術向上講習会に参加してきました。今回は、口腔インプラント学会専門医に対する5年毎の更新に際して、知識と技術の統一見解を学会が発信し、インプラント治療の見識を再認識する講習会である。その領域は多岐にわたり、インプラントの性状に関する領域や全身管理に関する歯科麻酔学分野、歯周病学分野、口腔外科学分野、補綴学分野、メインテナンス治療といった予防歯科領域など、各専門医による講演を聞き、今現在の日本口腔インプラント学会が考える標準治療に関して、皆で情報の共有をするという内容となった。その中の歯科麻酔学分野における講演で、"Frailty"という、高齢期に生理的予備能力が低下することでストレスに対する脆弱性が亢進し、生活機能障害、要介護状態などの転機に陥りやすい状態を指すのだが、このFrailtyに陥った高齢者を早期に発見し、口腔機能の回復や栄養指導などの適切な治療介入によって、可逆的な生活機能の維持・向上が望めるのではないかという、口腔インプラント学を通じた試みが報告され、非常に興味深い内容となった。

第19回口腔インプラント専門医臨床技術向上講習会改めて食事指導や栄養ケアといった分野の知識の必要性を認識する良い機会となった。栄養指導や食事指導は、虫歯治療や歯周病治療、そしてインプラント治療に際して、大切な知識となります。場合によっては、食事指導を取り入れていかないと、虫歯や歯周病が改善しない患者様もいらっしゃいます。藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでは、治療経過とともに、皆様に最適な栄養指導や食事指導をアドバイスさせていただきたいと思います。


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