活動報告

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2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。

また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。

藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。

皆さまのご来院を心よりお待ちしております。

第1回UCLAインターナショナル・エンド・シンポジウムに参加してきました

第1回UCLAインターナショナル・エンド・シンポジウム第1回UCLAインターナショナル・エンド・シンポジウムに参加してきました。
アメリカ・カルフォニア大学ロサンゼルス校(UCLA)歯内療法学講座(根管治療を専門とする研究室)の歯科医師が、①根管形成 ②歯冠修復 ③感染根管治療 ④外科的歯内療法というテーマにそって、一日講演された。主任教授のモー・カン教授からは、口腔内を良い状況で保つためには、もちろんのことだが、診査・診断と予後を考えることが最も大切であって、その中でも根管治療は重要な要素を含んでいるということを何度も強調されていた。各論の内容で興味深かったことを少し記載すると、根管内に存在する細菌除去にはNi-Tiロータリーファイルの使用は重要ではあるが、使用方法を間違えるとファイルの破折につながることから、慎重に治療を進める必要があり、ファイルの先端ではなく側面を使用して、先端を引っかけないことが破折防止につながるのだという臨床の疑問点に答えられていた。また、当院でも使用しているマイクロスコープに関するコメントもされ、最初は12.5倍で根管口を探索し、その後20倍で根管内を見るという先生のプロトコールを説明し、このマイクロスコープの使用により根管治療の成功率は90%以上となり、使用しない場合は40%程度にとどまることから、マイクロスコープの使用は必須である旨について講演されていた。

藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでは、マイクロスコープとNi-Tiロータリーファイルは、根管治療をするうえで必須の器材であり、今回その詳細な使用方法について再確認することができた。欧米で行われている根管治療専門医と同じようなプロトコールを、皆様に提供できるよう、取り組んでいきたいと考えております。

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