活動報告

藤沢歯科 > 活動報告 > 第58回日本歯周病学会・秋季学術大会

2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。

また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。

藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。

皆さまのご来院を心よりお待ちしております。

第58回日本歯周病学会・秋季学術大会に参加してきました

第58回日本歯周病学会・秋季学術大会2015年9/12-13に、静岡県浜松市で開催された第58回日本歯周病学会・秋季学術大会に参加してきました。今回は「健康長寿延伸のための歯周病治療 高齢歯周病学の確立に向けて」というメインテーマに沿って、様々なセッションが開催されました。



日本は超高齢社会に突入し、現在では4人に1人が65歳以上である現在、口腔内に残っている歯の本数も増えています。平成23年の歯科実態調査の結果、8020達成者(80歳で20本以上の歯を有する者の割合)は38.3%で、平成17年の調査結果である24.1%から良い意味で増加している一方、4㎜以上の歯周ポケットを有する者の割合が80~84歳で33.3%(2005年)から42.6%(2011年)と有病率が高まっています。歯周病を細菌による感染症ととらえると、歯周病を患っている残存歯(4㎜以上の歯周ポケットを有する)の増加は、高齢者にとって感染リスクとなってしまい、歯周病が命を身近な病態となりうることを示唆しています。ですから、歯がたくさん口腔内に存在するということが大切なのではなく、歯が健康な状態で維持されているということ。さらには、健康な自分の歯で「咀嚼できる」ということは栄養学の観点からはもちろん、咀嚼による脳血流増加、そして、「食」という生きがいの観点から考えても、健康寿命延伸にとってとても大切な要素です。


第58回日本歯周病学会・秋季学術大会藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでは、口腔機能の向上を目指した歯周病治療や口腔インプラント治療はもちろんのこと、食事の摂り方や、その後のメンテナンス(予防歯科)を通じて、皆様の健康維持に貢献してまいりたいと思います。

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