活動報告
2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。
また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。
藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。
皆さまのご来院を心よりお待ちしております。
日本臨床歯周病学会関東支部 第75回支部教育研修会に参加してきました
2016年9/4に、神奈川県・平塚市で開催された日本臨床歯周病学会関東支部 第75回支部教育研修会に参加してきました。
今年は2年ごとに開催される地域講演の一環で、前回の長野市に続く平塚市で、支部教育研修会が開催された。話はそれるが、日本における西洋歯科医学発展は、1865年に歯科医師として来日した米国人ウィリアム・クラーク・イーストレーキ博士が、横浜の居留地に歯科診療所を開設したころから始まったとされている。アメリカ人歯科医師が、外国人の歯科診療を行うなか、日本人歯科医師の育成にも尽力され、門下生の指導にあたったことが、今日の歯科医学発展の基礎を成したとされている。そんな時代背景もあって、神奈川県横浜市はもちろん、当時から宿場町として栄えてきた平塚市は、歯科医師4代目や5代目という伝統ある歯科医院が存在するバックグランドにもなっている。そんな伝統ある歯科医院の長期にわたる歯科医療の取り組みが特別講演として企画され、たいへん興味深いものとなった。数世代にもわたる治療経過から、今我々は何をすべきで、患者さんの口腔内を治療することはもちろんだが、その患者さんの人生のなかで、どのような歯科における治療介入をしたら良いか?という提言であった。
私を含めて、治療の介入時期に関しては、歯科医療の永遠のテーマとなってくる。藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターの取り組みと、私がいつも考えていることは、「口腔内の細菌感染コントロール」と「咀嚼機能の維持・改善」そして、「審美的な回復」ができるかどうかである。現状維持でメインテナンス可能なのか、あるいは治療することで、細菌量のコントロールや咀嚼機能の改善といったメリットが上回るようであれば積極的な歯科医療を行ったほうが良いと考える。当院の立ち位置でもある、歯周病とインプラント治療の専門的な医療機関として治療介入するのであれば、より確実な治療を提供していきたいし、また、今ある口腔機能をできるだけ自分の歯で保つためには、専門トレーニングを積んだ歯科衛生士とともに、歯周病の予防歯科治療を皆様に提供していきたいと考えています。