活動報告

藤沢歯科 > 活動報告 > 第59回日本歯周病学会・秋季学術大会

2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。

また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。

藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。

皆さまのご来院を心よりお待ちしております。

第59回日本歯周病学会・秋季学術大会に参加してきました

日本臨床歯周病学会関東支部 第75回支部教育研修会2016年10/7-8に、新潟県新潟コンベンションセンターで開催された第98回日本歯周病学会・秋季学術大会に参加してきました。

今回は「良質な超高齢社会をむかえるための歯周病管理」というメインテーマに沿って、様々なセッションが開催されました。昨年の浜松で開催された日本歯周病学会から引き継いだ形となるテーマでもあり、4人に1人が65歳以上である人口動態の中で、超高齢者に対する歯周病管理のあり方についての対応が求められています。最近の疫学調査では、口腔内に残っている歯の本数は増加しており、8020達成者(80歳で20本以上の歯を有する者の割合)は38.3%で、平成17年の調査結果である24.1%から増加している調査結果が報告され、現在歯数増加に伴う歯周病罹患歯数の増加が指摘されています。特に生活習慣病の一つとしてとらえられる歯周病は、その予防や管理が大切であることから、施策面からも生活習慣病予防とフレイル(虚弱)予防の強化とケアに重点がおかれるようになってきた。歯科領域では、オーラルフレイルという概念が提唱され、歯の保全だけでなく、摂食嚥下能力や口腔内の清掃を維持する口腔ケアに対するニーズが今後高まっていくと思われます。食べること、つまり咀嚼機能の維持や回復は、いかなる時期においても、生きる喜びであることから、従来型の「治す医療」だけでなく、「生活を支える医療」への転換が歯科医療にも求められています。


日本臨床歯周病学会関東支部 第75回支部教育研修会藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでは、歯周病や虫歯に対する予防歯科医療に重点をおき、予防歯科プログラムに取り組んでおります。細菌感染の低減や咀嚼機能の維持はもちろんだが、その先に見据えるものは、生活習慣病やガンにならないような食生活の支援である。歯科発の食育に取り組み、皆様の健康増進に関与できるように、歯科医師はもちろん歯科衛生士とともに、皆様にアドバイスさせていただきたいと思います。

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