活動報告
2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。
また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。
藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。
皆さまのご来院を心よりお待ちしております。
インプラテックス・ピエゾハンズオンコースで講演してきました
2018年2/25に、東京都・インプラテックス本社で開催されたインプラテックス・ピエゾハンズオンコースで講演させていただきました。昨年10月に「MectronPiezosurgeryを使用した実践的サイナスフロアエレベーション」というタイトルで第1回の講演会を開催し、今回はその第2回です。お陰様で、いろいろなところでお声掛け頂き、歯科医師会や研修会、講演会や学会などで講演させていただく機会を頂くのですが、私が特定の企業での単独講演会は今回が初めてで、たくさんの先生方にお越しいただきましたこと、この場を借りて心より感謝申し上げます。
当日は、私が行ってきた上顎臼歯部に対するインプラント治療のコンセプトを、骨高径のバリエーションによって整理し、側方アプローチと歯槽頂アプローチによる上顎洞底挙上術に関する多くの症例と論文ベースで考慮しなくてはいけないポイントを2時間30分程度講演し、後半の1時間30分程度で実習を行いました。上顎洞底挙上術の術式も、側方アプローチや歯槽頂アプローチだけでなく、バルーンや水圧、特定の器材や、ソケットリフトなどなど、いろいろな術式や方法が存在します。どれが一番良いとか、どれが悪いということではなく、解剖学的な形態や、患者さんへの手術侵襲、最終的なインプラント治療設計などを考慮すると、手術の選択基準が決まるわけで、あとは適材適所で、患者さんにとって、「低侵襲」で「確実な骨造成」が達成できる手術方法を選択することとなります。
次回は、私の生涯のメンターでもある白鳥先生、そして、大学の先輩である奥山先生との3人のセッションで講演する機会を頂いております。私のパートは、「歯周病治療時代のインプラント治療」というタイトルで、特に、侵襲性歯周病患者に対する治療戦略をいくつかの観点で分類し、抜歯するのか、保存するのか、80分間講演させていただきます。また今年10月には、AAPというアメリカ歯周病学会のシンポジストとして講演させていただく機会をいただきました。一つ一つ、藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターで取り組んできた臨床を、日本とアメリカで伝えてきたいと思います。