活動報告

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2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。

また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。

藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。

皆さまのご来院を心よりお待ちしております。

ORE 2018大阪講大会に参加してきました

ORE 2018大阪講大会 2018年5/19-20に、大阪・千里ライフサイエンスセンターで開催されたORE(OceanPacific Restorative of Esthetic Dentistry) 2018大会に参加してきました。

今年のOREのメインテーマは「総合力を身に着けよう」で、寺本大会長のもと、日本を代表する著名な先生方、150名前後の歯科医師や歯科衛生士、歯科技工士が大阪に集まり、二日間の非常にエキサイティングな大会が開催された。8名の基調講演と20名のセッションごとの講演が組まれており、「歯の保存治療」、「インプラント治療」、「歯周病治療」のセッションを中心に講演を聞くことができた。
歯周治療の分野では、歯科衛生士が担う歯周基本治療を効果的に進める上で重要なポイントを整理して講演されていた。いうまでもなく、歯周病は多因子疾患といって、歯周病菌が多いか少ないかはもちろん、歯並びが良いかどうかや、被せものが多いか少ないか、かみ合わせの問題や歯ぎしりの有無、生活習慣や遺伝、年齢といった、多くのリスク因子が存在して、歯周病を進行させることがわかっている。そのため、ただ単にクリーニングだけすれば歯周病が治癒するわけではなく、これらのリスク因子や病態を把握しながら対応しないと、歯周病はいつまでたっても治らないということになる。
必要に応じて、抗菌療法と併用して歯周基本治療を進める。あるいは、食生活の改善などを取り入れたアプローチなども紹介され、今現在、藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターで取り組んでいる歯周病予防プログラムに共通する部分でもあり、知識の整理となった。また、細菌学的な検査では、悪性度の高いPG菌群の種別が大切で、歯周病原因菌のPCR検査をすることで今まで以上に踏み込んだデータ解析ができるようになり。

今後は、ただ単にPG菌(歯周病を悪化させる特有の細菌)が存在するかどうかだけではなく、その種別による歯周病の進行予測が可能な時代となり、藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでも、またあらたな歯周治療のアプローチを提案していきたいと思います。

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