活動報告
2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。
また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。
藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。
皆さまのご来院を心よりお待ちしております。
OJ 2021年・年次ミーティングに参加してきました
2021年6/26(土)・27(日)に、静岡県浜松市で開催されたOJ 2021年・年次ミーティングに参加、講演させていただきました。
今回の学会メインテーマである「天然歯を活かしたインプラント治療」に関連して、全国から著名なインプラントジストが招聘され「ソケットプリザベーションとシールドテクニック」「矯正治療を活かしたインプラント治療」「歯周治療をインプラント治療」の3つのセッションが組まれ、天然歯をどう保存し、インプラントと共存するのか・・様々な観点からディスカッションとなりました。天然歯を保存するための治療をするのか、あるいは抜歯してインプラント治療をするのか、これは時代の変遷や治療技術、患者さんの希望やバックグラウンドなどを踏まえながら治療プランを立案させていただくのですが、一人一人、どれがベターかと悩みながら治療計画を決めていきます。今回は、ここ数年の中でも私なりに天然歯の保存ができるのかどうかと、本当に悩みながら治療させていただき、もしかしたら10人の歯科医師がいたら半分以上の先生が抜歯する治療計画をなる症例に対して、マイクロエンドや矯正治療、歯周病治療、インプラント治療とおこなって、天然歯を保存できた症例に関して講演させていただきました。会場には200人くらいの参加者、Webから200人の参加者がいる中で、久しぶりの大人数の前での講演で・・程よい緊張感に包まれながらの25分間でしたが、全国の有名な先生方からたくさんのご意見を頂戴し、私自身大変勉強になるだけでなく、これからも天然歯を保存できる歯科医療技術のさらなる研鑽と、知識の向上に努めようと思うとても良い機会となりました。
講演会が終わった後は、本当に久しぶりにたくさんの先生方と直接お話しさせていただき、いま歯科医療現場で必要とされていることや今後の展望を伺うと私がやるべき気づきをたくさん頂けます。また、私のライフワークでもある歯科麻酔科医とのチーム医療(静脈内鎮静法の普及)については、たくさんの先生方から「いつもCDACの歯科麻酔医の先生に静脈内鎮静法をお願いするのですが、皆さん上手な方ばかりです」など・・お声掛けを頂くと、私ごと以上に本当に嬉しく思います。
今後はインプラテックス社主催のサイナスリフトの実習・講演会、白鳥歯科勉強会主催3カ月コース、歯科衛生士向けの雑誌「歯科衛生士」と「デンタルハイジーン」の執筆、CDAC書籍の執筆、OJの別冊の執筆など・・本当にたくさんの講演や執筆の依頼を頂戴しておりますので、一つ一つ私のできる範囲で楽しみながらがんばります。そして藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでは皆様により良い歯科医療を提供できるように歯科医師と歯科衛生士によるチーム医療に取り組んでいきたいと思います。