活動報告
2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。
また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。
藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。
皆さまのご来院を心よりお待ちしております。
日本臨床歯周病学会 第40回周年記念大会に参加、講演してきました
2022年7/30~31日に、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催されました日本臨床歯周病学会・第40回記念大会に参加、講演してきました。
大会のメインテーマは「歯周治療のトータルマネジメント」で、歯周病治療の基本となる様々な治療方法や概念だけでなく、審美的な回復や保存困難な天然歯歯周組織の再生、抜歯せざるを得ない欠損部に対する補綴マネジメント、全身疾患とのかかわりや摂食嚥下など・・・トータルに歯周病を治すことをテーマに国内だけでなく海外から著名な歯周病専門医を招聘するなど、2日間を通じて外科部門と非外科部門とセッションが組まれて様々な観点から「臨床に役立つ歯周病学」を学ぶ機会となりました。
海外演者の講演を拝聴すると、歯周組織再生療法を適応することで、天然歯の保存の可能性が高まることがイメージできますし、知識としてもまだまだ知らないことが多く、久しぶりに有益な時間を過ごすことができました。
そして今回の年次大会では、7月31日(日)9:00から、歯科衛生士の大澤さんと私とで「チーム医療・チームによる歯周治療のあり方、考え方、これから」というシンポジウムで講演する機会を頂きました。
歯周治療に欠かせないのは歯科医師と歯科衛生士、そしてクリニックに在籍するスタッフとのチーム医療であり、藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターで取り組むチームアプローチについて講演させていただきました。今回、スライドを作りながらあらためて思ったことは、藤沢歯科の医院理念やミッション、ビジョン、バリューが明確であるだけでなく、チームにどれだけ浸透しているののかが、本当に大切であると・・・私自身が勉強させられたように思います。
一緒に講演させていただいた先生方の講演も素晴らしく、藤沢歯科で取り組むべきこと課題をたくさんいただくことができました。歯周病専門医による適切な診断や治療はもちろん、優秀な歯科衛生士、そして栄養士の皆様と共にトータルでの歯周病治療に取り組んでまいりたいと思います。
またその日の13:30から「歯周病患者の欠損部マネジメント」のシンポジウムでも講演する機会を頂戴しました。私のセッションでは「上顎洞底挙上術におけるイノベーション」と題して、10年以上取り組んできた上顎臼歯部における顎堤の吸収をきたした症例に対してどのように硬組織マネジメントをすると良いのか、様々なケースを交えながらアプローチ方法についての講演です。いつも思うことは、より確実で、より低侵襲な術式の選択は、どの症例も一緒ではありませんので、適材適所で手術方法を選択する必要があるなと。考えております。
それ以上に、今回は40周年という記念すべき大会で、そして、パシフィコ横浜の1000人が入るメインホールで公演させていただきましたことが本当に嬉しく、大会長、そして実行委員長はもちろん、学会の関係者、そして今までご指導いただいてまいりました先生方に感謝しながらステージで講演させていただきました。
私にとっては大変感慨深い貴重な経験です。これからも日々研鑽を積んで、目の前の患者さんに適切な歯周治療やインプラント治療を提供してまいりたいと考えております。