活動報告
2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。
また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。
藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。
皆さまのご来院を心よりお待ちしております。
第13回台湾歯周病学会に参加、講演してきました。
2012年12/8-9に、台湾・台中で開催された第13回台湾歯周病学会(Taiwan Academy of Periodontology)に参加、講演してきました。
台湾歯周病学会は年に2回の学術大会が開催され、12月に開催された本会は、海外交流の一環として日本臨床歯周病学会からの演者やワシントン大学の教授などが招聘され、国際交流を兼ねた大会となるそうだ。その台湾歯周病学会のYoung Periodontist Forum(若手の歯周病専門医のフォーラム)というセッションで講演する機会を頂き、まだまだ若手(!)と思いながら私の取り組んでいる歯周病・インプラント治療に関する最新の知見についてお話をさせて頂いた。海外学会でのポスター発表経験はあったが、海外講演は、はじめての経験であり、英語で25分間のスピーチとなった。台湾の先生方はもちろん、海外で活躍される歯科医師と交流がもてたことは大変貴重な経験となり、今後の自身の歯科医師としての研鑽の在り方について考えさせられるとても良い契機となった。
今年最後となるが、台湾での講演という何にも代えがたい経験をさせて頂き、いつもお世話になっている先生方に感謝の気持ちで一杯である。また来年も、皆様に最善のインプラント・歯周病治療を提供できるよう、藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターのチーム一員で頑張ってまいりたいと思います。
第17回日本口腔顔面痛学会学術大会に参加してきました。
2012年11/3-4に、慶應義塾大学病院で開催された第17回日本口腔顔面痛学会学術大会に参加してきました。
日本口腔顔面痛学会は三叉神経領域の痛みの治療と研究を行う学術団体として発足し、発足当初から参加してきた学会である。「歯が痛い」と感じた時、歯そのもに痛みの原因となる虫歯や歯周病といった原疾患が見当たらない、あるいは、当該歯を治療しているにもかかわらず、なかなか治らない場合には、非歯原性歯痛が考えられます。非歯原性歯痛とは、痛みの原因は歯科疾患とはまったく関係のない原疾患によって痛みが感じられる疾患であり、その中には、筋・筋膜性歯痛や神経障害性歯痛、心臓性歯痛など、従来の歯科的知識には含まれないものが存在して、鑑別が困難なこともあります。今回は、それぞれの診査・診断手順に関して学会としてのガイドラインが発行され、さまざまな知見を得ることができた。
歯科医療は日夜進歩しており、10数年前では考えもしなかったような知識や技術が必要となってきます。藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでは、皆様になるべく最新の診断基準に照らし合わせた歯科医療を提供できるように心がけていくとともに、痛みのない点滴麻酔を導入し、無痛歯科治療を提供していきたいと思います。
2012 Dental Consept21例会・総会に参加,講演してきました
2012年11/3-4に、東京・飯田橋で開催された2012 Dental Consept21例会・総会に参加、講演してきました。
デンタルコンセプト21・インプラントセミナーへの参加は3年前の2009年に、フランスから招致したDrフランク・レノア、Drピエール・ガルデラの講演を聞いたのが最初で、以後は毎年、参加している学会である。グラフトレスコンセプトといって、あまり大きな骨移植などを行わない低侵襲のインプラント手術を行うことがコンセプトとなるスタディーグループであり、今回は、私が取り組んできた低侵襲のインプラント手術方法に関する講演発表させていただく機会をえて、さまざまな先生方とディスカッションさせて頂いた。来月は台湾歯周病学会での講演、来年2月に開催されるOJでの発表に向けて、自身の知識の整理と、課題が見えてきたように思う。
藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでは、インプラント治療や歯周病治療はもちろん、歯科治療全般に関わることだが、なるべく負担のかからない手術方法や治療方法を選択し、皆様に提供していきたいと考えております。
第7回日韓合同歯科インプランント研究会に参加してきました
2012年10/7に、東京医科歯科大学で開催された第7回日韓合同歯科インプランント研究会に参加してきました。
本研究会は、1年毎に日本と韓国とで交互に開催され、日韓のインプラントジスト達がディスカッションする国際色の強い研究会である。今回のテーマは、「インプラント治療のための骨造成セミナー」で、日本では薬事の関係で使用することができないが、韓国ではスタンダードとなっているような最新の治療法や生体材料に関する報告がなされた。中でも、BMP-2は今後の骨造成には無くてはならない成長因子として注目されており、様々な利点欠点、適応症例に関する最新の知見を聞くことができた。
今後、インプラント治療だけでなく、歯周組織再生療法においても適応が可能であり、藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでも安全性の確認のとれた成長因子については、順次とりいれて、皆様の治療方法の一環として取り入れていきたいと考えております。