活動報告

2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。

また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。

藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。

皆さまのご来院を心よりお待ちしております。

コアフロント主催CGF・AFGハンズオンセミナーで講演させていただきました

コアフロント主催CGF・AFGハンズオンセミナー

10月17日(日)に東京・新宿区で開催されましたコアフロント主催『CGF・AFGハンズオンセミナー』で1時間ほど講演させていただきました。
今年の2月に同じセミナーで実習・講演をさせていただきましたが、今回も全国からたくさんの先生方にお越しいただき、満席での開催です。藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターで行うインプラント手術においては欠かすことのできない完全自己血由来フィブリンゲルですが、インプラント周囲の歯槽骨を再生するGBR手術やサイナスリフト手術(上顎臼歯部にインプラント治療する際の歯槽骨再生手術)のほとんどで実施しております。実際の血液をサンプリングするといっても、当院では静脈内鎮静法で点滴を取らせていただいておりますので、眠っているうちに行うことができますから、痛みや不安などを感じることなく快適に手術を受けていただけます。再生医療は今後も歯科の中で注目されている分野ですから、皆さまにより良い歯科医療を提供していきたいと思います。
次回は 2022年5月22日(日)に再度、講演の依頼を頂戴しております。また来年も新しいトピックスを私はもちろん、歯科麻酔科医のグループCDACメンバーと共に、受講される歯科医師の皆さまにお伝えさせていただきます。

2022年4月から藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターには歯科衛生士2名、受付秘書1名が新しくメンバーとして加わる予定です。歯科麻酔科医による静脈内鎮静法を活用した「安全で快適な歯科医療」を強化するとともに、専門の歯科衛生士によるインプラントや歯周病治療後のメンテナンス・予防歯科への取り組み、皆様にとって最適なインプラント・歯周病治療を提供していきたいと思います。

日本臨床歯周病学会 第39回年次大会に参加、講演してきました

日本臨床歯周病学会 第39回年次大会

2021年7/10~25日に、Webで開催された日本臨床歯周病学会・第39回年次大会に参加、講演してきました。
大会のメインテーマは「歯周治療から始める健康長寿への道」で、歯周病治と密接に関わりのある糖尿病や心臓病、誤嚥性肺炎、慢性腎臓病など・・様々な全身疾患との関わりについての今わかっている学術的な見解についてのセッションがありました。歯を喪失すれば全身への悪影響は避けられず死亡率も高くなることを考えると、歯周病を予防して「歯を保存する」ことは大切なことが良くわかります。
もう一つ興味を引いたセッションが人生100年時代の基礎疾患と歯周病についてです。超高齢社会では疾患が多様化しているにもかかわらず死因の第一位は癌、続いて心疾患、脳卒中と、50年ほど前からほぼ変わることがなく、一方で、要介護になる原因の第一位は認知症、続いて脳卒中、高齢による衰弱で、いずれも3位以内にランクインしている疾患が脳卒中です。脳卒中は死因であり、命を取り留めたとしても後遺症による生活機能が低下してしまう疾患でもあります。脳卒中はもちろん、どの疾患も歯周病と密接に関わりのあるもので、歯周病ケアがどれだけの健康維持に関わるかが理解できますし、摂食嚥下障害の際は、それぞれのステージに合わせた歯周管理の提供が必要となってきます。
そこで藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでは、2022年4月より訪問歯科部門を立ち上げ、歯科麻酔科医による摂食嚥下評価やお口から食事が摂れるようなサポートを提供していきます。

そして今回の年次大会には、歯科衛生士の北田さんが関東支部からポスターセッションにエントリーさせていただき、当院で行ってきた特殊な歯周病患者におけるアプローチの方法について発表させていただきました。難治性の歯周疾患(完治の難しいと言われている歯周病)で、原因がわかっていないため決め手となる治療方法が存在しないのですが、その中で、できる歯周病ケアを行って、良好にメンテナンスさせていただいています。
有名な先輩歯科衛生士の方々とディスカッションする機会にも恵まれ、私も含めてとても勉強になる貴重な経験となりました。またそれだけでなく、北田さんの発表が「優秀ポスター賞」を受賞したのです!!

藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターにご勤務いただく歯科衛生士の活躍が嬉しく、本当に誇りに思います。これからも、そんな優秀な歯科衛生士と共に、皆さまに最適な歯周病治療を提供してまいりたいと思います。

OJ 2021年・年次ミーティングに参加してきました

OJ 2021年・年次ミーティング

2021年6/26(土)・27(日)に、静岡県浜松市で開催されたOJ 2021年・年次ミーティングに参加、講演させていただきました。
今回の学会メインテーマである「天然歯を活かしたインプラント治療」に関連して、全国から著名なインプラントジストが招聘され「ソケットプリザベーションとシールドテクニック」「矯正治療を活かしたインプラント治療」「歯周治療をインプラント治療」の3つのセッションが組まれ、天然歯をどう保存し、インプラントと共存するのか・・様々な観点からディスカッションとなりました。天然歯を保存するための治療をするのか、あるいは抜歯してインプラント治療をするのか、これは時代の変遷や治療技術、患者さんの希望やバックグラウンドなどを踏まえながら治療プランを立案させていただくのですが、一人一人、どれがベターかと悩みながら治療計画を決めていきます。今回は、ここ数年の中でも私なりに天然歯の保存ができるのかどうかと、本当に悩みながら治療させていただき、もしかしたら10人の歯科医師がいたら半分以上の先生が抜歯する治療計画をなる症例に対して、マイクロエンドや矯正治療、歯周病治療、インプラント治療とおこなって、天然歯を保存できた症例に関して講演させていただきました。会場には200人くらいの参加者、Webから200人の参加者がいる中で、久しぶりの大人数の前での講演で・・程よい緊張感に包まれながらの25分間でしたが、全国の有名な先生方からたくさんのご意見を頂戴し、私自身大変勉強になるだけでなく、これからも天然歯を保存できる歯科医療技術のさらなる研鑽と、知識の向上に努めようと思うとても良い機会となりました。
講演会が終わった後は、本当に久しぶりにたくさんの先生方と直接お話しさせていただき、いま歯科医療現場で必要とされていることや今後の展望を伺うと私がやるべき気づきをたくさん頂けます。また、私のライフワークでもある歯科麻酔科医とのチーム医療(静脈内鎮静法の普及)については、たくさんの先生方から「いつもCDACの歯科麻酔医の先生に静脈内鎮静法をお願いするのですが、皆さん上手な方ばかりです」など・・お声掛けを頂くと、私ごと以上に本当に嬉しく思います。

OJ 2021年・年次ミーティング

今後はインプラテックス社主催のサイナスリフトの実習・講演会、白鳥歯科勉強会主催3カ月コース、歯科衛生士向けの雑誌「歯科衛生士」と「デンタルハイジーン」の執筆、CDAC書籍の執筆、OJの別冊の執筆など・・本当にたくさんの講演や執筆の依頼を頂戴しておりますので、一つ一つ私のできる範囲で楽しみながらがんばります。そして藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでは皆様により良い歯科医療を提供できるように歯科医師と歯科衛生士によるチーム医療に取り組んでいきたいと思います。

ノーベルバイオケア・インプラントガイドシステム研修会に参加してきました

ノーベルバイオケア・インプラントガイドシステム研修会

2020年4/18に、東京で開催されたノーベルバイオケア社主催のインプラントガイドシステム「X-Guid」の研修会に参加してきました。
インプラント手術で大切な術前のシミュレーションですが、模型診査やCTデータを基に最終的なかみ合わせを想定しながらインプラント埋入部位や本数、直径や長さなどを決めて手術プランニングします。このインプラント埋入計画通りに手術できれば良いのですが、すべてを予定通りに行うことは難しく、ガイディッド手術などさまざまな手術支援システムが開発されてきました。しかしこのガイド手術もメリットデメリットがあって、あまり普及してこなかった背景があったと思います。そんな中、ナビゲーションを用いたインプラント手術システムとして、今回「X-Guid」というガイドシステムが開発され、その正確性や操作性の良さが学会や研修会で報告されており、そのシステムを用いたインプラント治療に関する研修会に参加してきました。治療計画に基づいた正確性の高いインプラント手術が可能となり、これからのインプラント手術におけるデジタルワークフローの一つになるシステムです。

藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでは、デジタルスキャニングシステムが導入され、術前の診査や診断、今後のインプラントの上部構造(セラミックスの歯)の型取りができるようになります。これからもデジタルを活用した歯科治療を皆様に提供できるように設備の充実と技術や知識のアップデートを進めていきたいと思います。

コアフロント主催CGF・AFGハンズオンセミナーで講演させていただきました

コアフロント主催CGF・AFGハンズオンセミナー

2月21日(日)に東京・新宿区で開催されましたコアフロント主催『CGF・AFGハンズオンセミナー』で1時間ほど講演させていただきました。歯科分野における再生医療はインプラント治療と共に発展し、今では歯周治療分野においても注目されるところです。自分の血液を遠心分離して作製するCGFは完全自己血由来フィブリンゲルで、インプラント周囲の歯槽骨を再生するGBR手術やサイナスリフト手術(上顎臼歯部にインプラント治療する際の歯槽骨再生手術)に欠かせない治療方法です。従来型のインプラント外科と比較した時の利点や欠点など、藤沢歯科で私がおこなってきた手術内容について1時間ほど講演して、その後は採血に関する講演とデモを行って受講生同士の採血実習を行いました。そして最後は、いつものように歯科麻酔科医(CDAC)とのチーム医療の大切さや、静脈内鎮静法の有用性について講演させていただきました。そんな私の講演とCDACメンバーとの採血実習が好評だったようで、2021年10月17日(日)に再度、講演の依頼を頂戴しております。また今年も新しいトピックスを皆様にお伝えさせていただきます。

4月から藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターには歯科衛生士2名、受付秘書1名、歯科麻酔科医1名が新しくメンバーとして加わる予定です。歯科麻酔科医による静脈内鎮静法を活用した「安全で快適な歯科医療」の提供や、専門の歯科衛生士によるインプラントや歯周病治療後のメンテナンス・予防歯科への取り組みをさらに強化して、皆様にとって最適なインプラント・歯周病治療を提供していきたいと思います。

矯正歯科実習コースに参加してきました

矯正歯科実習コース

2020年9月~2021年2月まで6ヵ月、大阪で開催されておりました矯正治療の実習コース(ベーシック・アドバンス編)に参加してきました。矯正歯科に関する研修はというと・・私が歯科医師になって8年目くらい時にシークエンシャル咬合をベースとした矯正治療のコースに参加し、その後13年目くらいの時、スタンダートエッジワイズというベーシカルな矯正治療のコースを2年間受講して、藤沢歯科の歯科臨床において、矯正を活用したインプラントや歯周治療を行ってきました。特に歯周病や歯を失ってしまった患者さんの歯並びは大きくズレており、そのまま治療を行ってもかみ合わせがうまくいかず妥協的な治療結果を招いてしまいますが、矯正治療を取り入れることで、ある程度元の位置まで歯並びを改善させ、かみ合わせの回復が行えますので、歯科医師にとってはもちろん、患者さんにとっても、大きなメリットとなります。

歯科業務標準化機構の若手歯科医師対象実習セミナー

今回は審美的な回復と咀嚼機能の回復をどのようなコンセプトで矯正治療、修復治療、インプラント治療、歯周治療をどんな診査診断を行い、どのようなステップで進めていくのか、たくさんの学びを頂きました。気が付けば周りの先生方は30歳前後の先生が中心で、自分がもしかしたら最年長かも・・と、思いながら、若手の先生方と一緒に研修を受けさせていただきました。いつの年になっても学び続ける大切さを忘れずに、藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターにとってはもちろん、患者さんに最適なインプラントや歯周治療、矯正治療を提供できるように知識と技術のアップデートを行っていきたいと思います。

歯科業務標準化機構の若手歯科医師対象実習セミナーで講演させていただきました

歯科業務標準化機構の若手歯科医師対象実習セミナー

1月17日(日)に歯科業務標準化機構が実施する若手歯科医師対象実習セミナーで講演させていただきました。この実習講演セミナーは歯科大学を卒業して3~4年目程度の若手の歯科医師を対象に毎月1回のセミナーを12回と、1年間かけて歯科臨床に技術や知識のスキルアップすることを目的としています。私が担当するセッションは「インプラント学・歯科麻酔学」と、私が専門とする領域で、北海道から九州まで全国のサテライト会場となった8会場と中継して、藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターを会場に実習講演会が開催されました。午前中は「インプラント治療がもたらす天然歯の保存」について2時間講演させていただき、午後はインプラントや歯周病手術はもちろん歯科治療時の安全確保といった「実践的歯科麻酔学」に関する講義を1時間、その後、勤務いただいている歯科麻酔科医の先生と共に静脈路確保実習と生体モニター装着、下顎孔伝達麻酔(歯科の麻酔方法)の実習です。

歯科業務標準化機構の若手歯科医師対象実習セミナー

そして最後はいつものように臨床歯科麻酔科医のグループ・CDACの活動について全国の先生方にお伝えして、笑いあり、真面目な論文解説ありと・・大盛況の実習・講演会となりました。いつものように自分で言うなと突っ込まれそうですが・・今年も全国の先生方に、私が取り組んでいるインプラントや歯周治療のコンセプトはもちろん、私のライフワークでもある歯科麻酔の大切さを開業医の先生はもちろん、その先にいる患者さんに伝えていきます。2020年11月にCDACの静脈内鎮静法に関する動画を作製したのですが、この動画が1月12日(火)にNews TVに掲載されました。これからも藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでは、痛みに弱い、歯科治療が苦手という患者さんはもちろん、皆様に痛みやストレスに配慮した静脈内鎮静法を用いて安全で快適な歯科治療が提供していきます。

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