藤沢歯科

講演情報

第53回日本歯科麻酔学会総会・学術集会に参加・発表してきました

2025年10月10日(土)・12(日)に鹿児島・県民交流センターで開催されました第53回日本歯科麻酔学会総会・学術集会に参加,ポスター発表してまいりました.
日本歯科麻酔学会に現地参加するのは,2019年以来のことで本当に久しぶりだったのですが,もう一つの久しぶりだったことが,20年ぶりくらいとなる日本歯科麻酔学会のポスター発表をさせていただいたことです.今回は,私が代表を務めます日本歯科麻酔学会認定医・専門医のグループCDACで症例集計を行い,「臨床歯科麻酔科医グループCDACにおける静脈内鎮静法および日帰り全身麻酔の臨床統計」という演題で,2017年から2024年に開業歯科医師からの出張依頼を含めた静脈内鎮静法症例や全身麻酔症例と,CDACメンバー会員自身が開業している施設で行った症例を検証し,その結果と考察をポスターにまとめました.2024年にCDACメンバーが実施した症例数は静脈内鎮静法が6049例,全身麻酔症例は1418症例と毎年増え続けているのですが,そのうち,インプラント手術が占める割合は,2017年当時は46.2%(2569症例)でしたが,2024年では29.1%(6049例)と,症例数は増えているもののインプラント手術割合が減っていて,一般歯科における鎮静症例が増えているという結果でした.今後,一般歯科治療における静脈内鎮静法を希望する患者が増えて,歯科麻酔科医の活躍の場がますます増えていくという考察のポスター内容です.

藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでは,日本歯科麻酔学会認定医・専門医による無痛点滴麻酔を導入しており,年間1600件もの静脈内鎮静法を行っております.歯医者が苦手で歯がボロボロ,前歯がグラグラ揺れる,歯科恐怖症患者さん,奥歯の治療が気持ち悪くなってしまう嘔吐反射の強い患者さん,痛みに弱い患者さんなど,静脈内鎮静法を用いれば,眠っているうちに歯科治療が行えます.
患者さん一人一人の悩みを解決できるように,藤沢歯科の歯科医師・歯科衛生士・管理栄養士とのチームで『静脈内鎮静法』を通じた安全で快適な歯科医療を皆様に届けたいと思います.

寝ている間に治療が終わる「痛くない」「怖くない」治療静脈内鎮静法
『痛い、怖いから、何となく不安で歯科医院へ行きたくない』と、思ったことありませんか?そういった経験をお持ちの方に快適で安全な歯科治療を受けることができる画期的な治療法をご提案しております。