藤沢歯科コラム

矯正治療における歯の移動のメカニズムは、歯に矯正力が加わると、歯根膜には牽引側と圧迫側が生じ、歯の周りにある歯周組織の歯槽骨のリモデリングが活発になり、歯は移動します。
矯正力では、歯の周りにある組織に大きな障害をもたらすような大きさではありませんが、治療により痛みが生じてしまうことがあります。
矯正力で生じる痛みの程度は、軽度～中程度など、個人差があります。
また、最も痛みを強く感じるのは、治療開始初期ですが、治療の回数を経るにしたがい、痛みを感じにくくなります。
藤沢歯科では、装置に用いる材料に、弱い力で持続力にすぐれた金属装置やマウスピース型装置を使用し、歯周組織への負担を抑えながら効率的に歯牙を動かしていきます。